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実話

ロケット・マン/映画のあらすじ&感想/Your Songができた瞬間まではよかったが

2019年 世界的ミュージシャン、エルトン・ジョンの半生を描いています。Your Songには涙しました。さらに、タロン・エガートンの圧倒的歌唱力にはおどろきびっくりでした。ロケットマン (字幕版)

あらすじ

オレンジ色の衣装に羽を付けた姿の男が、薬物治療の輪の中にあった。彼は話し始める。子供の頃は愛されていなかったと・・

 

少年時代のレジーは、軍人で生真面目な父から疎まれ、母からもちゃんと愛されず育った。ただレジーには音楽の才能があり、一度聞いただけで曲をピアノで再現できた。そのため推薦されて王立音楽院で音楽の基礎を学んだ。

成長したレジーはロックバンドを組み、有名なスターのバックバンドをしながらデビューを目指していた。そしてとうとうオリジナル曲でのデビューが決まる。芸名はエルトン・ジョンだった。

そして生まれる名曲「Your Song」

瞬く間にトップスターになったエルトン。しかし心は満たされず、父と会っても距離は縮まらないままだった。

 

そしてオレンジの衣装を脱いだエルトンは、これまでの自分の気持ちを話すことで、次第に本当の自分を取り戻していくのだった・・。




感想

Your Songをタロン・エガートン扮するエルトンが作り出す瞬間のシーンが流れると、その歌声がほんとうにすばらしく、また曲もあらためていい曲だとわかり、思わずここで涙が。

あのキングスマンのタロンがこんなに歌が上手いなんて。と最初の1時間はずっと感心して時間が過ぎました。そして早いうちにYour Songが出たので、あとの時間はもうどうでも・・(怒られるか)

エルトン・ジョンがすごい大スターで、そしてゲイであることに悩み、さらにドラッグ漬けになるが、自ら治療に励み再生した、ということはわかりましたが、ただそれだけ。(また怒られますね)

せっかく最初のシーンでオレンジの羽根の男を登場させたのに、展開で回収できていない。

もうひとひねり、ふたひねりほしかった。

せっかくの、せっかくのタロンの熱演が、どこにも行き場がないままのように感じてしまいました。


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