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フライト・ゲーム/映画の感想&あらすじ/手に汗握る作品

2014年 原題:Non-Stop なるほど文字通り、ノンストップムービーでした。
フライト・ゲーム(字幕版)

あらすじ

「指定の口座に1億5000万ドル送金しなければ、20分ごとに機内の誰かを殺害する」

航空保安官のビル(リーアム・ニーソン)はある理由で荒んだ生活をしている。ある日任務で一般客を装って飛行機に乗り込んだところ、恐ろしいメールが携帯に届いた。

独自に捜査を開始するビル。しかし送金先をビル自身の口座へと指定されたことから、犯人はビル自身ではないかと乗客に思われてしまう・・。

感想

航空機のアクション・ミステリー映画としては、非常によくできた上質の映画でした。リーアム・ニースンの熱演もあり、最後まで手に汗握る展開で、「こんないい映画が埋もれていたのか」と思わせる内容でした。

メールの内容にある「20分ごとに誰かを殺害する・・」なのに、最初の犠牲者はビル自身が同僚の捜査官を殺してしまったので(もちろん理由はあったのですが)、ひょっとしてビルが自作自演の犯人か?と思わせられました。そういう精神的倒錯の人の話か?と思いましたが、そうじゃなくよかった!ふつうにビルはヒーローで、犯人が最後に出てきます。

いろんな映画が公開されますが、大作映画ではなくまた日本映画ではない作品は、あまり宣伝されないのが実情。この映画もあまり大きい話題にはなりませんでした。しかし、作品の出来は上々で、お金払って映画館で見るのに相応しい映画だと思います。