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『グラン・トリノ』映画のあらすじ&感想

2008年 クリント・イーストウッド監督・主演。フォード・トリノの1972~1976年製造の車をこう呼ぶそうです。ダーティハリー3でハリーが乗っていた車らしいですよ・・
グラン・トリノ (字幕版)

あらすじ

朝鮮戦争に従軍し、東洋人を殺した心の傷を持つ主人公の老人コワルスキー。

妻を亡くして犬と暮らす毎日の中で、息子たちとも仲良くできず、だれにでも尖って生きている。

そんな中で隣に住んでいるベトナム系の一家と、最初はいろいろありながらも心を通わしていくコワルスキー。

街の不良たちから隣のタオとスーの兄弟を助けるが、そのことでさらにひどい報復を兄弟にされ、コワルスキーはある決断をする。

感想

2008年の作品で、俳優としての最後の仕事、とイーストウッドは位置づけていました。クライマックスのシーンにその覚悟が現れています。大きな仕掛けはありませんが、佳作と言えると思います。

イーストウッド監督の映画はどれもテンポが良く、飽きさせることなく最後まで展開がおもしろくて、ドキドキするものばかりです。

この映画はさらにクライマックスで驚きの展開が待っています。さすがです。