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ダークナイト/映画のあらすじ&感想

2008年 クリストファー・ノーラン監督。これまでのバットマンとは一線を画す作品が誕生しました。

ノーラン監督を一躍世界に知らしめましたこの作品。ジョーカーはヒース・レジャー。2019年の「ジョーカー」とよく比較されるけれど、彼らを比較する必要はない。それぞれ違うジョーカーです。

ダークナイト (字幕版)

あらすじ

ゴッサムシティにはびこる悪を人知れず倒すべく街を見守るバットマン(クリスチャン・ベイル)。そこに立ちはだかるジョーカー(ヒース・レジャー)。ジョーカーの生い立ちは謎だが、父親からの虐待などで「化け物」と呼ばれるような人格に。そして殺人や強盗を行っても、金に執着はない。

そんなジョーカーが敵意を燃やすのは、正義・善の側に立つバットマン。ジョーカーは人間に善の心など無いのだということを、悪事の限りを尽くして証明しようとする。

恋人を殺された、町の英雄の判事をも罠にはめ、トゥー・フェイス(心が2面)として殺人を犯させる・・。

感想

スピーディーな展開でありながら、心の描写も忘れない、メリハリある展開が何度見ても飽きさせない、さすがバットマンの最高傑作と言われるだけあります。

この作品のあと急逝したジョーカー役のヒース・レジャーは、ほんとうに素晴らしい役者さんでした。圧倒的なジョーカー。光り輝く悪。ダークナイトをここまで名作にしたのは、このジョーカーの存在があってこそでしょう。

ノーラン監督はCGをなるべく使わない、と聞いていたので、「このシーンも、ほんとにやったの?!」と感心しながら見ちゃうところばかり。IMAXカメラをSWATとジョーカーのシーンで壊しちゃったと聞きました。お値段は2億円を超えるらしいけど、大丈夫だったのかな。とにかくノーラン監督の仕掛けは凄い!


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