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実話

『エリン・ブロコビッチ』映画のあらすじ&感想

2000年 ジュリア・ロバーツがアカデミー主演女優賞受賞。実話の映画化。スッキリするストーリーです。

あらすじ

エリン・ブロコビッチ(ジュリア・ロバーツ)は3人の子供を抱えて仕事を探していた。

交通事故をきっかけに法律事務所の職を得たエリンは、あるとき巨大企業が高濃度の六価クロムを何年も垂れ流し続けているのを知る。

調査を進めるうちにそれが原因でその地域の住民にガンなどの健康被害が出ていることがわかり、法律の知識がほぼ無いエリンだったが、その巨大企業を相手取って訴訟を起こしたのだった・・。

感想

実際のエリンもとても綺麗で、美人コンテストに出るのが趣味だったという派手めな人です。

しかし偶然知ることになった大規模な環境汚染をほっておくことができなかった。

最初は勝ち目のない裁判と思われましたが、持ち前の粘り強さで、とにかく調べる調べる・・。

最後のスッキリ感は実話だけにほんとうに爽快。

プリティ・ウーマンのときのスタイルを維持していたジュリア・ロバーツでしたが、演技も絶賛されさまざまな賞を取ります。

ただし今の時代にこういうストーリーは、何か裏があるんじゃないかとか穿った見方ばかりしてしまいます。

2000年まではまだ時代がピュアなものを求めていたように思います。それは新世紀に何かを期待していたのかもしれません。

だけど私は今も映画ってピュアでいいんじゃないかと思うのですが。