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『ジャージー・ボーイズ』映画のあらすじ&感想/大感動しました

2014年 クリントイーストウッド監督。1960年代に活躍したポップスバンド「フォー・シーズンズ」を描いたミュージカルの映画化。大感動した作品です。

あらすじ

ニュージャージー州の貧しい地区に生まれたトミーとニックはコソ泥で捕まったりする札付きだったが、いっしょにバンドを組んでいる弟分のフランキー・ヴァリの素晴らしい歌の上手さを認めていた。

しばらくして作曲ができるボブが加入し、レコード会社と契約するが、バックコーラスの仕事以外こなかった。

レコーディングするための金をトミーが調達し、ボブが名曲「シェリー」を書きあげ、ようやくレコードデビューを果たすと、「シェリー」はヒットチャートの1位を獲得する。

だがしかし彼らの前途にはさらなるトラブルが待ち受けていた・・。

感想

フォー・シーズンズの楽曲がふんだんに使われ、主役のジョン・ロイド・ヤングの歌とともにストーリーが展開し、とても心地よい作品になっています。

ただし、歌そのものはフランキー・ヴァリのオリジナルの歌声のほうが素晴らしいと思います。史上最高のファルセットと言われてますからね。

1960年代の曲というと、一つもわからないだろうと思っていたら、意外にも聞いたことがある曲がたくさん出てきました。「君の瞳に恋してる」はもちろんですが、「シェリー」とか他の曲も「あ、なんか知ってる」ていうのばっかりです。

さすがイーストウッド監督。テンポも曲のシーンも本当に素晴らしい。クライマックスの友情のシーンでは熱いものがこみ上げます。大感動した作品でありました。