1978年 スティーヴン・スピルバーグという監督の名前はジョーズですでに知っていましたが、映画館でこの映画を見たとき、本当にぶっ飛びました。18歳の私の、映画人生のスタートはこの映画だったと思っています。
人類が初めて遭遇する異星人、というストーリーですが、はっきり言ってストーリーはどうってことなくて、宇宙船が目の前に迫って来そうなあの感覚・映像・音声の迫力に圧倒され、映像がこんなに力を持っているんだと、感嘆、驚愕・・
多感な十代だったということもあるのでしょうが、今でもあの時の興奮が蘇ってきます。
その後のスピルバーグはアカデミー作品賞・監督賞を受賞したり、大監督になりました。
しかし私はどうしてもこの「未知との遭遇」の映画らしくない斬新さが忘れられません。
またこういう映画に出会いたい、といつもいつも思っています。