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サスペンス

『オリエント急行殺人事件』映画のあらすじ&感想

2017年 ケネス・ブラナー監督・主演。なにせ、主演が監督ですからね。自らの得意とするポーズで終始いけるわけですよ。その結果、いい映画ではありますが、なんか眠い。
オリエント急行殺人事件 (字幕版)

あらすじ

トルコ発フランス行きの寝台列車オリエント急行で、富豪のラチェット(ジョニー・デップ)が殺された。

教授や執事、伯爵、宣教師、医者などさまざまな、そして共通点の無い乗客たち13人が乗り合わせていた。

そして偶然乗り合わせていた世界一の名探偵エルキュール・ポワロ(ケネス・ブラナー)は、この難事件の解決に挑むことになった。

感想

犯人もトリックも全部知ってる。それをどうドキドキさせるか、それはリメイクの宿命で、何かを新しくして、斬新さを表現しないといけないのでしょうが。

その手法が、舞台のような間で俳優のうまさを引き立てる、ということにしてしまうと、それはつまり、眠いんですよ、たぶん。

ま、それでも何度も言いますが、いい映画です。デイジーは美人だし、ジョニデの演技もこれに関してはまあ良かったし。

ひょっとして、原作を知らない人がいたら、犯人を知らなければ、もっと面白く見れたのでしょうか。

謎解きのシーン。迫力あるポアロのアクション。見どころは満載です。列車が出発するところも、雪崩のシーンも、全部すばらしい。

見てよかったと思いますが、最初に出てくる感想は、なぜか「眠い」であります。