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きみの膵臓をたべたい/あらすじ&感想/予告編のほうが良かった

2017年 住野よるの青春小説の映画化。原作には無い12年後とともに描かれています。予告編は良かったのですが。
君の膵臓をたべたい Blu-ray 通常版

あらすじ

「僕」はある日偶然、病院の待合室で「共病文庫」というタイトルの文庫本を拾う。

それはクラスメイトの山内桜良の秘密の日記帳だった。そこには桜良が膵臓の病気で、余命いくばくもないことが書かれていた。

人との関りが苦手でいつもひとりでいた「僕」だが、桜良の病気を知ったことで秘密を共有し、明るい性格の桜良に引っ張られるように心を開いていく・・。

感想

「その人の内臓を食べると、食べた人の中で生き続けられるんだって・・」と桜良は「僕」に言います。

このシーンは原作には無いそうです。でもこのセリフがあることで、「膵臓を食べたい」という題が生きてきます。

浜辺美波と北村匠海はこの映画で一躍スターになりました。初々しい演技が悲しい物語を引き立てていました。ただ浜辺美波の話し方は、同年代を中心に女性にはイラっとするでしょうね。残念ながら。

映画は、あまりにもヒットしていたので期待して見たのですが、出来栄えはそれほどではありませんでした。

期待しすぎないように見るのがお勧めです。

いろんな映画賞を受賞し絶賛された映画ですが、個人的には、公開前に見た予告編が一番感動しました。