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『ゲット・アウト』映画のあらすじ&感想:くるくると展開が早い新感覚ホラー

2017年 アメリカ映画。監督のジョーダン・ピールはコメディアンで、監督デビュー作のようです。しかし作品はコメディではなくホラー作品。
ゲット・アウト(字幕版)

あらすじ

写真家の青年クリスは恋人のローズの実家に招待されることになった。

クリスは自分が黒人であることに不安を持っていたが、ローズの白人の両親はクリスを歓迎してくれた。

しかししばらく滞在するうちに、何か違和感を感じ始める。感情を持たない笑顔の黒人の使用人たち、そして集まった親戚たちもすべて黒人のクリスに異常ににこやかに対応する・・。

感想

なんでホラー映画なんだろう、と思って見ていましたが、クライマックスに差し掛かると、まあホラーだわ。監禁されるわ血は出るわ。

そしてあとから考えると「そんなこと、できるか?」と思わなくもないオチですが、途中は展開が早いので、「そういうことか、そうか」としか思えず、最後は見ているほうがヘトヘトになって映画が終わります。

ラストのストーリーはどうやら2パターンあるそうで、はじめは悲壮な終わり方だったのが、映画公開時は救われた終わり方になっているみたい。

それでも観客はそうとうくたくたになります。テーマ音楽からして悪い予感しかしない始まり。だけどよくできた映画だと思いました。新感覚のホラーです。


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