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2018年公開 スタートレックのジョン・チョー主演。意外や意外や意外。パソコン画面だけが舞台の映画だけど、ものすごく広がりがあってよかった!  Search/サーチ (字幕版)




あらすじ

デビッドは在りし日の妻がいる、家族の動画をパソコンで見ていた。以前は仲のいい家族だったが、娘のマーゴットとはだんだん会話が無くなっていた。

ある日マーゴットは勉強会で外泊するとメールしてきた。しかしその夜マーゴットから3回着信があったが、デビッドは寝ていて気付かなかった。

行っていると思っていたピアノ教室も半年前に辞めており、キャンプの計画があるとわかったが、待ち合わせ場所には来なかったという。

デビッドは警察に失踪届を出す。一方、デビッドはマーゴットのアカウントにログインすることに成功し、SNSから情報を得ようとするが、ほんとうに親しい友人はマーゴットにはいなかった。

しかもマーゴットはピアノの月謝として貯めていた金を、謎のアカウントに送金していた。デビッドは自分の知らない娘のことを知っていくうちに愕然とする・・。

感想

どんな映画だろう。実験的な試みの映画だな。と思ってスクリーンで観なかったことを心から反省。

今、私たちはさまざまな情報をパソコンから得て、また個人の情報をパソコンに蓄積しています。

だからといって映画にすることができるのか、ニュース映像やSNSの動画、メール、写真、カメラ映像・・とパソコンにできることすべてを駆使しても表現には限界があるのでは、と思いきや。小さな四角い画面の向こうにある広い世界が脳裏に浮かび、物語にどんどん引きこまれていきました。

ぞくぞくするような音楽もとてもよかったです。

「とにかく一見の価値がある」とこれほど声を出して言いたい映画はひさしぶりです。

ジョン・チョーや娘のマーゴット役のミシェル・ラーが自然でいい演技していますが、一番の立役者はマウスポインタの動き。ゆっくり動いたり、慌てたり、また躊躇したりする動きが、真相を探す父親の心をとてもうまく現しています。

キャストとしてクレジットしてもいいくらい?

 

さて、「いい映画って何だろう」とこの映画を観た後ふと頭に浮かびました。

その答えは「いい映画は一つの型にははまらない、もっと言えば進化し続けているのだ」ということだと思いました。