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『2012』映画のあらすじ&感想

2009年 インデペンデンス・デイのローランド・エメリッヒ監督。ジョン・キューザック主演。すごいCGで迫力の映像。突っ込みどころはあれど、これはこれで満足。

あらすじ

インドの若い科学者が地球内部の流動化が進んでいることに気が付く。さらに数年後の惑星直列による太陽フレアの影響で地殻変動がおこり、地球に破滅的な影響を及ぼすことがわかってきた。

主要国の首脳たちは極秘裏にチョーミン計画を進めていく。それは中国の高地で建造した巨大な船に、選ばれし人々と動物、美術品などを載せる、というもの。まるで「ノアの箱舟」のように。

偶然そのこと知った作家のジャクソン(ジョン・キューザック)は、家族を連れて中国へ向かうのだった・・。

感想

こんなことあるか~ってほど地球は天変地異で滅茶苦茶になります。主人公のジャクソンは何事にもめげず前に進む人。まったく普通の人、という設定なのに、けっこう不死身です。

だけど全編圧倒されるようなCGはごりっぱ。水がよく使われていて、そうか地球は水の星だなとあらためて気付きます。

少ない陸地の上で何とか生きている人間たちって、ちっぽけな存在だなあと思いつつ、巨大な船の行方を見送りました。

映画のシーンで「船」というのは、それだけでかなり詩的です。