2015年 M・ナイト・シャマラン監督が描くソフトなホラーの秀作。もちろんシャラマン監督得意のどんでん返しも見事。
あらすじ
休暇を利用して祖父母の待つペンシルバニア州メインビルへとやってきた姉弟は、優しい祖父と料理上手な祖母に迎えられ、田舎町での穏やかな1週間を過ごすことに。
祖父母からは、完璧な時間を過ごすためにも「楽しい時間を過ごすこと」「好きなものは遠慮なく食べること」「夜9時半以降は部屋から絶対に出ないこと」という3つの約束を守るように言い渡される。
しかし、夜9時半を過ぎると家の中には異様な気配が漂い、不気味な物音が響き渡る。恐怖を覚えた2人は、開けてはいけないと言われた部屋のドアを開けてしまうが……。映画.com
感想
子供たちは祖父母との1週間を記録映画にしようと、ハンディカムを2つ持ち、その画が映画の画像となっているという設定。
手持ちカメラだけどそんなにぶれることなく、そこはうまく処理されて、しかも怖さをそそる効果がいかんなく発揮されています。
この設定はどことなくsearchを思わせます。(もちろんヴィジットが先)
いろんな伏線が貼られ、最後に見事にどんでん返しとともに回収されます。シャマラン監督の綿密な計算によって完成された脚本と言えます。
他のシャマラン監督の作品も全部見てみたくなる、そんな麻薬のような作品でした。