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『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序・破・Q』映画のあらすじと感想

2007年~2012年公開。シン・エヴァンゲリオン劇場版と合わせて4部作となっています。1995年に始まったテレビアニメの「新世紀エヴァンゲリオン」は当時社会現象となりました。2007年からの4部作は、ただのリメイクではなく、また違う世界を描いているかのようです。

あらすじ

大災害セカンドインパクトによって世界人口の半分が失われた15年後の世界。14歳の碇シンジは、久しぶりに会う父親の碇ゲンドウに「エヴァンゲリオン初号機のパイロットになれ」と命令される。

どこからともなく襲来する謎の敵「使徒」。使徒を倒すことができるのはエヴァンゲリオンのみだった。

しかしシンジは「どうして自分が」と固執するが、負傷した零号機のパイロット綾波レイが無理な体でのろうとするのを目にして、思わずパイロットになることを承知する。

初めは戸惑うばかりだったが、仲間たちに励まされ次第に自分の意思で戦うようになるシンジ。

しかし碇ゲンドウたちの目的はもっと大きなものであり、それは全人類を巻き込むことなのだった・・。

感想

壮大な叙事詩のような世界感。エヴァンゲリオンは日本のアニメ史の中で重要な位置を占める作品といえます。

この深遠なる物語を1995年の大ブームの時から知っていながら、まったくエヴァの世界には踏み込んでいなかった理由は、この作品にはきっと深く入り込んでしまうだろう、また入り込まなくてはすべてを理解できないだろうと予感していたからです。

そうして2021年、満を持して「序・破・Q」を鑑賞。エヴァに詳しい息子の助っ人もあって、エヴァの知識度はようやくスタート地点に立つことができました。

思った通り。一筋縄ではいかない作品でありました。この作品は間違いなく世界に誇れるアニメです。

私はテレビアニメも全部コンプリートしましたが、この3部作と、シン・エバンゲリオンを観るだけでも、エヴァの世界を十分堪能できるでしょう。

初号機の緑と紫の組み合わせに反応するようになったら、もうエヴァのファンで間違いないです。