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『ペンギン・ハイウェイ』映画のあらすじ&感想

日本SF大賞を受賞した、森見登美彦の小説をアニメ化。スタジオコロリドの第一回長編作品。予告編を見ただけで、これはおそらくいいだろうと直感した作品。

あらすじ

きっちりした性格の小学校4年生のアオヤマ君(北香那)の住んでいる街で、なぜかペンギンの群れが突然出現する不思議な現象が起き始めた。

ペンギンがどこを目指しているかという「ペンギン・ハイウェイ研究」を始めたアオヤマ君だったが、あるとき知り合いの歯科医院のお姉さん(蒼井優)が、コーラの缶でペンギンを出現させるのを目撃する。しかしどうして出せるのかお姉さんにもわかっていなかった。

研究には友達のウチダ君も加わった。また同じクラスのハマモトさんが発見した森の奥の草原の謎の球体についての研究も始める。謎の球体は海のように見えた・・。

感想

お姉さんの声を担当した蒼井優さんの評判は良かったようですが、私としては「今一つ合わないな」、という感想を持ちました。

やっぱり私は、アニメーションは声優さんにやってほしい、と思います。

話題作りに人気俳優を起用して、結構うまくやってそれなりに形になることも多いのですが、プロの声優がどのようにプロの仕事をされているか、それはアニメが好きな人や、また現場でアニメを作っている方々にはわかりすぎるほどわかっていると思います。

へたうま、な話し方が成功した一部の作品を除いて、「この人は上手い」と思った人は一握りもいません。アニメが大好きだから、だから作品を大切にしてほしいです。

「ペンギンハイウェイ」は、もっと大切に作ってほしかった。この作品を後世に残る作品にできたかどうかは、声優さんによって決まったんじゃないかとちょっと思います。