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『カールじいさんの空飛ぶ家』映画のあらすじ&感想

2009年作品。リメンバー・ミーのピクサー作品。監督はモンスターズ・インクやトイ・ストーリー3を手掛けたピート・ドクター。
カールじいさんの空飛ぶ家 (字幕版)

ピクサーの作品ですから当然面白いだろうと思って見たのですが、それだけではない。このカールじいさんの空飛ぶ家は、それだけではありませんでした。

3Dで鑑賞したので、すごい良かったです。迫力があって!

あらすじ

長年連れ添った奥さんのエリーを亡くしたカールじいさんは、冒険好きだった奥さんの夢を実現できなかったことを後悔していました。

それはパラダイスの滝を見ること。カールじいさんは住み慣れた家に風船を10267個くくりつけ、パラダイスの滝に旅立ちます・・。

感想とネタバレ

長い年月をいっしょに暮した夫婦の愛情を、子供でも分かるアニメの世界で、こんなにも見事に表現できたなんて。ほんとうに、感動して、涙でびしょびしょ。

(ここからネタバレ)終盤でエリーが亡くなる前に書き上げた冒険ブックの最後に「楽しかったわ、ありがとう」と書かれ、2人の写真が貼ってあるのを、カールじいさんは見つけます。

妻のエリーは、冒険の旅に出ることができなくても、それでも2人で暮らした歳月がとても幸せな日々だったということをカールじいさんに伝えたかったのです・・。このシーンで感動は頂点に達しました。

ただ、感動の度合いは人によるようで、ご意見はさまざまです。

テレビでは、あの風船で家が飛び立つシーンの、ものすごい「臨場感」が全然無く、全体に平面的だから、だから感動しないのかな。

そうだとしたら、視覚って超大事ですね。でも、それだけかな・・。