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マイマイ新子と千年の魔法/映画のあらすじ&感想/驚きました、名作です

驚きました。題から想像した内容の何倍も面白くて、しかも感動しました。遠い昔、はじめてジブリのアニメに感動した時のあの感覚を思い出しました。
マイマイ新子と千年の魔法

「この世界の片隅に」の片淵須直監督の、1つ前の作品です。高樹のぶ子の自伝的小説「マイマイ新子」が原作。

あらすじ

おでこにつむじ(マイマイ)を持っている新子は、空想好きで活発な小学生。昔、周防の国と呼ばれた山口県の町で、麦畑の中で毎日「ここには大昔にどんな人が通ったのか」と空想して過ごしていた。

あるとき都会から転校生の貴伊子がやってきた。なかなか学校に馴染めない貴伊子を新子は気にかけているうちに2人はとても仲良くなっていった。

学校の仲間たちと小川にダムを造って遊んだり、見慣れない綺麗な金魚を池で飼ったり、小さな事件がいろいろあって楽しい毎日なのだった・・。




感想

あらすじを書いていると、ほんとに何でもない話なんだなあと気づきます。でもこのアニメは、生き生きとして、ワクワクがあふれていて、そして新しい感動があり、懐かしくもありました。

まずは、音楽が素晴らしい。若者受けを狙ってない。世界のどこでも通用しそうな、でも斬新な音楽。

人物の作画が凝り過ぎず、シンプル過ぎず、ちょうどいい。

新子の吹替の女優さんがよくあるアニメ声でないところがいい。

原作には無い、1000年前のお姫様の逸話が同時進行で挿入されているのが洒落ている。出会うことは絶対に無いが、時空を超えて、色紙の切れ端が小川に流れてくる・・「なんやこれ、きれい・・」

そういう随所のしつらえが、あの名作「この世界の片隅に」にイメージが繋がります。

ラストシーンが終わった後、大作映画を見終わったような満足感と感動が残りました。


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