2018年公開 これは楽しい映画でした。スティーブン・スピルバーグ監督が、アーネスト・クラインの小説「ゲームウォーズ」を映画化しました。
日本でおなじみのキャラクターもたくさん出てきます。痛快・娯楽っていう古い表現が似合う新しい映画でした。
レディ・プレイヤー1(字幕版)
あらすじ
2045年、貧富の差が広がり、荒廃した世界。すべてをあきらめた人々は、ゲームの世界でしか自分の夢をかなえられなくなっていた。
しかしそのゲームの「オアシス」の創設者が亡くなり、言い残した「ゲームの中に隠した鍵を見つけたものに、オアシスの運営権と莫大な遺産を与える」という言葉で、世界中の人々がこぞって鍵を探すトライに参加する。
もちろん、そんな遺言で運営権が他人に移ってしまっては困る巨大企業IOI社の社長も、社員たちを借り出してゲームに参加していた。
ウエイド(タイ・シェリダン)も不幸な生い立ちで貧しい暮らしをしているが、「オアシス」の中で生きがいを見つけている日々。
ゲームの中で恋をしたり、親友にも出会う。そして、偶然ひらめいたことで、最初の鍵を手に入れることができ、ウエイドはIOIの社長に命を狙われることに・・
感想
ゲーム好きな人はもちろん、そうでもない人にも楽しめる映画です。
メカゴジラやガンダムが出るところで興奮するのはもちろんですが、私は三船敏郎の顔をした「ダイトウ」という侍アバターに「おぉ」となり、それが実は日本人のトシロウという青年で、森崎ウィンが演じていて、英語ペラペラってところに「おおぉ」となりました。
このあと森崎ウィンは日本で大ブレーク。実は生粋のミャンマー人なんだそうですが、日本でミュージシャンをやっているみたい。たしかに日本人にしては英語がうまく、物おじしてないなとは思っていました。
この作品を撮って、CGに時間がかかっている間に、「ペンタゴンペーパーズ」ができちゃった、ということを聞きました。スピルバーグ監督、さすがです。
ひょっとして作りたかった作品を楽しんで作ったのかなあという気がします。でも、だから見ても楽しいのかなって思います。
肩の力を抜いて、ポップコーンを食べながら見るのにぴったりな作品です。