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『ブレードランナー』映画のあらすじ&感想

1982年公開 リドリー・スコット監督 この時代にこんな世界感の作品を作るなんて。その後、数十年たっても世界中にファンがいるようです。確かにいつ見ても新鮮に思えるSF作品です。

あらすじ

大企業であるタイレル社は、遺伝子工学の進歩によりレプリカントと呼ばれる人造人間を発明した。

レプリカントは見た目は人間と同じだがさらに高い知力と、運動能力を持っており、宇宙の最前線で過酷な労働させるための存在だった。

あるとき、レプリカントが反乱を起こし、人間を襲い脱走した。レプリカントを取り締まる捜査官のデッカード(ハリソン・フォード)は情報を得るためタイレル博士と面会する。

そこで博士の美しい秘書であるやはりレプリカントのレイチェル(ショーン・ヤング)と出会った。レイチェルは自分のことを人間だと思い込んでいたが、それは博士の姪の記憶を植え付けられたものだった。

そのことをデッカードに指摘されレイチェルは動揺しながらも、レイチェルはデッカードに惹かれていく。

デッカードは脱走したレプリカントを1人、また1人と仕留めていくが、体と心がボロボロになっていく。そんなデッカードもレイチェルのことを女性として愛し始めていた・・。

感想

若かりし頃のハリソン・フォードのなんとかっこいいこと!男らしいこと!前編を通じて暗くて重くてスタイリッシュなシーンが続きます。

そんな中で2人のやり取りのシーンは心が救われます。私はデッカードがレイチェルが帰るそぶりを見せたときに、後ろ手にバンとドアを閉めるシーンが大好きです。

今それをやると、パワハラする人みたいで嫌われそうだけど、そのころの男性はそれが男らしくてかっこいいのです。

しかし必ずしもかっこいいだけじゃなく、あきらかにレプリカントの腕力にはかなわず、戦いにはいつも負けそうなのです。そこが真実味があってまたいいんです。

怖くて目を覆いながら、最後のクライマックスを迎えます。ヒヤヒヤしたい方には、超おすすめです。

ただしかし、これを見ておかないと続編の「ブレードランナー2049」の感動が薄れるかというと、この続編はどう見ても点数が下がるのでそれはどうでもいいでしょう。


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